【Car with us.】
4×5の大判カメラで写す、人と車の関係について。
ある意味家族同然の存在なのに、なかなか一緒にきちんと撮る機会がない車。
いろんな思い出が詰まっているのに
年齢やライフステージとともに車も変わるのに
その変化を撮り残すことは多くない。
普段の通勤で、子供の送り迎えで、休日のドライブや旅行で
いろんな場面で共に過ごす時間の長い車は
自分の身体の一部のような、分身のような存在となる。
共に過ごした時間と大切に愛でる気持ちに比例して
車にも個性が備わっていくのかもしれない。
家族や友人と楽しくドライブしたり
つらい時にあてもなく出かけるドライブもあったり。
走行距離のメーターが刻まれるだけではなく
その体験と時間そのものが車に刻まれてゆく。
日常の足として活躍する車
納車したての匂いが残る新しい車
親子にわたって乗り継がれる車
傷だらけになろうと懸命にはたらく車
すべてがみな等しく美しく愛おしい。
”私たちと車の関係”を写し続けていきたい。